2020年3月13日のダイヤモンド・オンラインに星野リゾート代表が、自社(星野リゾート)の生データでコロナに負けない宿泊施設について解説した記事があります。
星野リゾートは全国に多様なタイプの宿泊施設を経営していますが、その予約状況から、コロナの影響が多大に受けている宿泊施設のタイプ、影響を受けてない宿泊施設のタイプを分析、解説している、面白い記事です。
弊社が加盟店としてフランチャイズ加盟し、また、加盟開発代行をしている古民家1棟貸し宿「LOOF」は、緊急事態宣言がなされた直前月の2020年3月の宿泊実績が昨対115%と信じられない状況が起きました。(4月自主休業中、5月下旬より一部再開)
その要因として、
➀今まで宿泊客数の8割程度が日本人観光客であったこと
②1棟貸しのため不特定多数と交わらないこと
③田舎(人口が少なく、公共交通機関ではアクセスが難しい限界集落)
と推測していましたが、この星野リゾート代表の記事を読んで、その推測は正しいと自信を持てました。
その記事によれば、星野リゾートでコロナの影響を強く受けた宿泊施設のタイプは、
『高インバウンド比率、都会立地、団体旅行向け』等といった特性を持った宿泊施設で、
一方、影響が少ない、または、より高稼働となったタイプの宿泊施設は、
『低インバウンド比率、マイカー移動、個室での食事、小規模、ファミリー向け、若者向け』等の特性をもった宿泊施設とのことです。
全ての古民家1棟貸し宿が当てはまるかどうかはわかりませんが、少なくとも古民家1棟貸し宿「LOOF」においては、星野リゾート代表のコロナに影響を受けない宿泊施設タイプのキーワードにまさに当てはまっています。
宿泊客のインバウンド比率が2割程度、地方かつ公共交通機関でのアクセスが難しく、自動車での移動、個室(1棟貸し)での食事、家族や友人のグループ利用、40代以下がほとんど、といった具合です。
古民家1棟貸し宿「LOOF」は、2014年から運営をしており、今回のコロナパニックに合わせて創られたビジネスモデルではありません。
つまり、古民家1棟貸し宿「LOOF」のビジネスモデルは、今までの日常に戻っても、新しい日常になったとしても、成り立つビジネスだと考えています。
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