フランチャイズ

古民家再生

2023.11.9

古民家1棟貸し宿FC事業提案と業態の3つのポイント2/2

続きまして、1棟貸し宿フランチャイズ業態の3つの特徴を見ていきます。

☑1日1組限定の宿

☑フランチャイズでありながら宿ごとに特徴を持たせた宿

☑1棟貸し宿でありながら食事もしっかりと提供

 

①1日1組限定の宿

1棟貸し宿フランチャイズはその名通り、1日1組だけのお客様をもてなす宿で、民泊ではなく、簡易旅館業を取得しています。お客様は2世帯、3世帯といったご家族、友人、サークルと親しいグループ利用が大半です。周りの目を気にせず、親しい者同士で絆をより深く深めて頂く時間をお過ごしいただきます。

 

②宿ごとに特徴を持たせた宿

フランチャイズではありますが,一般的なフランチャイズのように統一されたブランドイメージのもとに均一化されたサービスの提供を行う宿ではございません。良い意味での個人商店の集まりに近いフランチャイズです。例えば店舗として活用する建物が築100年以上の古民家なのか、近代建築の建物なのかによって、その宿のコンセプトづくりは変わってきますし、立地する地域の違い、観光地でも魅せ方は変わってきます。そのため、1棟貸し宿フランチャイズは、金太郎飴のような画一的なサービスではなく、宿ごとにコンセプトを決めて、非日常体験や地域体験を楽しめる宿になっています。

 

③1棟貸し宿でありながら食事もしっかりと提供

食事の提供も行えることがお客様の満足度につながり、差別化につながります。宿で食事を提供するのは当たり前ではないか、と思われるかもしれませんが、1棟貸し宿やバケーションレンタルといった宿泊施設のほとんどは単なる箱貸し、場の提供だけです。なぜ、食事の提供が難しいのか、理由はいくつかあります。ひとつが収益性の問題、もう一つが宿の立地です。

まず、収益性については、1棟貸し宿、つまり1日1組しか受け入れができない中で、料理人を雇ってしまうと収益性が悪化します。そのため、宿のオーナー兼料理人である、また客単価が非常に高い高級業態でないと成り立ちません。

また、宿の立地も大きく影響します。とりわけ古民家を活用した宿ですと、地方でも不便なところで立地していることが多いため、近くで美味しい食事処を探すことも困難ですし、折角の旅行なのにコンビニ弁当では折角の旅が物足りないものになってしまいます。

一方、ご提案している1棟貸し宿フランチャイズでは、料理人不要のメニュー開発を行い、囲炉裏料理の提供を行ったり、提携レストランで調理した料理を冷凍冷蔵で配送してもらい、現地で盛り付けを行う、また店舗によっては出張シェフによるコース料理の提供といったように1棟貸し宿でありながら、食事を行っており、単なる箱貸しにならないようサービスの提供を行っております。

 

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古民家1棟貸し宿FC事業提案と業態の3つのポイント1/2 を読む

2023年11月8日掲載