フランチャイズとは、『事業者（「フランチャイザー」と呼ぶ）が、他の事業者（「フランチャイジー」と呼ぶ）との間に契約を結び、自己の商標、サービス・マーク、トレード・ネームその他の営業の象徴となる標識、および経営のノウハウを用いて、同一のイメージのもとに商品の販売その他の事業を行う権利を与え、一方、フランチャイジーはその見返りとして一定の対価を支払い、事業に必要な資金を投下してフランチャイザーの指導および援助のもとに事業を行う両者の継続的関係をいう』

と日本フランチャイズチェーン協会（ＪＦＡ）が定義していますが、

弊社では、これからフランチャイズに加盟し加盟店になろうとして検討している方に対してフランチャイズの定義を『ビジネスパッケージの購入（導入）によって、事業開発リスク低減と事業立ち上げスピード早める（新規事業の成功確率を高める）手段』とお伝えしております。

フランチャイズに参加するには、加盟店はイニシャルに加盟金、継続的にロイヤルティと本部に支払わなければなりません。
これらの経費は、フランチャイズ加盟を悩まれる方々の悩みの一つであることは事実です。

しかしながら、業態、製品、サービスを独自に開発するにしても、当然に資金、時間、労力がかかり、新しい試みですから、そもそも形になるかわからないですし、形が出来ても成功する保証もありません。

フランチャイズですと、FC本部となる企業が先行して自社業態を開発し、直営店にて試行錯誤して、競争優位性を持たせてビジネスパッケージにしたものになります。

加盟店は、それを購入し自社に導入するため、自社での事業開発の手間とリスクを減らし、速やかに立ち上げの短縮化が可能となります。
つまり、新規事業の成功確率を高めることができるのです。しかも、加盟時点で先行してFC加盟店が存在していれば、先輩加盟店のノウハウも含めて得ることができます。（FC加盟することで経営のルールや制限も同時に発生しますが）

通常、フランチャイズ本部は、チェーン全体を強くするために、加盟金やロイヤルティ等を、新商品の開発、PR活動、システム、フォロー体制の充実、新業態の開発、と投資に充てています。

そう考えますと、フランチャイズ加盟にかかわる加盟金やロイヤルティの捉え方が変わるのではないでしょうか。
（フランチャイズ本部が提供する価値とそれらの対価となる加盟金やロイヤルティ等が見合っていることが前提ですが）

『ビジネスパッケージの購入（導入）によって、事業開発リスク低減と事業立ち上げスピード早める（新規事業の成功確率を高める）手段』

これがフランチャイズ加盟を検討されている方から、弊社のフランチャイズの定義となります。