コラム

フランチャイズ

2024.05.24

フランチャイズ加盟による独立起業のメリット

独自ブランドで独立起業するよりもフランチャイズに加盟して独立起業をするメリットがあります。以下では、フランチャイズ加盟による一般的なメリットとその理由をいくつか挙げて説明します。

1. 既存のビジネスモデルの利用

フランチャイズに加盟すると、既に成功しているビジネスモデルを利用することができます。これにより、ゼロからビジネスを立ち上げるリスクを大幅に軽減できます。例えば、飲食店や小売業など、多くのフランチャイズは本部は顧客のニーズに応えるためにフランチャイズ本部と先行して開業している加盟店が試行錯誤によって積み重ねてきたノウハウを持っています。

2. ブランド力の活用

フランチャイズに加盟することで、既に確立されたブランドを利用できます。新規ビジネスの場合、ブランドの認知度を高めるのには時間と多大な費用がかかります。しかし、フランチャイズなら既に多くの顧客に知られているブランド名を活用できるため、初期段階から安定した集客が期待できます。

3. サポートとトレーニング

フランチャイズ本部は加盟店オーナーに対して、様々なサポートやトレーニングを提供します。これには、店舗運営のノウハウ、マーケティング戦略、財務管理などが含まれます。特に、初めて起業する方にとっては、これらのサポートは非常に有益であり、成功への道筋を明確にしてくれます。

4. 共同購入によるコスト削減

フランチャイズに加盟することで、スケールメリットを活かして仕入れコストを削減できます。フランチャイズ本部が大規模に物資を調達するため、個別に仕入れるよりも低価格で購入することが可能です。これにより、利益率を高めることができます。

5. 地域マーケットの調査と選定

フランチャイズ本部は、新しい店舗を開設する前に市場調査を行い、最適な立地を選定します。これにより、加盟店の集客リスクを減らし、ビジネスが成功する可能性を高めることができます。特に、地元の市場に詳しくない場合、こうしたサポートは非常に価値があります。

6. 経営リスクの低減

フランチャイズ加盟店として起業することで、経営リスクを低減することができます。フランチャイズ本部のサポートを受けることで、単独での起業に比べて経営の安定性が増します。また、フランチャイズネットワーク内での情報共有や協力、ある種メンター的な存在が得られることも大きな強みとなります。

7. 資金調達の容易さ

フランチャイズは既に成功しているビジネスモデルであるため、金融機関からの融資が受けやすくなる場合があります。ビジネスプランの信頼性が高いため、資金調達がスムーズに進むことが期待できます。

フランチャイズ加盟のメリット詳細版はこちらから

以上の理由から、フランチャイズに加盟して独立起業をすることは、多くのメリットがあります。既存のビジネスモデルやブランド力、サポート体制などを活用することで、成功への道筋を確実にしやすくなります。初めて起業を考える方や、リスクを最小限に抑えたい方にとって、フランチャイズは非常に魅力的な選択肢です。とはいえ、デメリットと感じられる部分があります。それについては別の機会で書かせていただきます。

さて、フランチャイズ支援のクリプロでは、弊社自らが加盟できないフランチャイズは紹介しないという考えのもと、ご提案するフランチャイズは弊社自身が加盟し加盟店としても活動する、また弊社都合で加盟店として取り組めない場合もおいても、その判断基準を緩めず、ご提案するフランチャイズビジネスを選定しております。(2024年5月24日)